Interview応援者さまの声を
お届けいたします
テラエナジーでんきでは、たくさんのユーザーさまが様々な想いを持って応援してくれています。個性豊かなユーザーさまの声をみなさまにお届けいたします。
- ライター:南 歩実
- 滋賀県生まれ。京都在住。 大学在学中にフリーペーパーの編集・営業に携わる。卒業後、ディレクターとして、webサイト制作、イベント、交通広告、編集などに携わる。 やる気と元気が取り柄。美味しいご飯と音楽と洋服と柴犬が元気の源。 高校から続けているギターはいつでもそばにいる。
テラエナジー(以下 TE)
まずはじめに、自己紹介をお願いできますか?
中田さん
株式会社夢びとの中田です。学び場とびらや実験の場士心など多様な人が集まる場づくりをしています。そこに集まる人の凸凹を活かして、困ったことがあれば支え合ったり、それぞれの個性を活かして新しい事業をつくっています。最近はコンポストを使って生ごみを堆肥に変え、堆肥を通貨にするプロジェクトにハマっています。
TE
テラエナジーでんきを知ったきっかけは何だったんでしょう?
中田さん
霍野さん(弊社、取締役)と、SILK(京都市ソーシャルイノベーション研究所)が主催しているイノベーション・キュレーター塾で同期だったんです。その塾は、マイプロという「マイプロジェクトを一言で表す」という手法を使って、「自分はこんなことをやります」ということを発表してブラッシュアップしていくのを繰り返す塾でした。
そこで霍野さんが、元々は「自分のお寺のコミュニティを復活させるプロジェクト」をやっていたんですが、塾が終わる間際に「電気を売ります」と突然言い出して。詳しく聞くと、もう会社立ち上げる日やメンバーも決まっていて……びっくりしましたね。
TE
衝撃の出会いですね!(笑)テラエナジーに切り替えようと思ったきっかけは何かありましたか?
中田さん
テラエナジーのことを知ってから実際に切り替えるまではタイムラグが数ヶ月ありました。
僕はテラエナジーの寄付先団体にもなっている「みずとわ」でも活動をしているので、みずとわとして先にテラエナジーに関わらせてもらっていました。
なので、テラエナジーがやってることや寄付つきでんきのことも元々知っていて。ただ、自分が電気を切り替えるきっかけがなかったので、みずとわとして竹本さん(弊社、代表)とお会いした時に直接「切り替えます」と伝えましたね。
TE
他社ではなく、テラエナジーを選んだ理由はどこにあったんでしょうか?
中田さん
なるべく小さいコミュニティで、顔の見える関係性がいいなと僕は思っています。そういう意味で、テラエナジーが理想と1番近かったっていうのは大きいですね。
今までだったら、電気もガスも水道も全て大手のものを使っていて、ライフラインに関わるものの循環がどういう風になっているかなんて考える気も起こりませんでした。でも、テラエナジーだったら、面識のある竹本さんや霍野さんを始め、寄付先団体も関わりのあるメンバーがたくさんいるので、そこにお金が流れるような選択ができるんだったら、それが良いんじゃないかなと思いましたね。
TE
実際にテラエナジーに切り替えてみて、何か変わったところはありますか?
中田さん
寄付先団体を見ることが増えましたね。僕は、出来るだけ顔の見える関係性で、小さな循環を意識してお金を使いたいと考えています。テラエナジーの寄付先であれば、寄付先の想いに共感しながらお金を使うことができそうだなと感じています。
TE
ありがとうございます。寄付先団体はどのように選びましたか?
中田さん
僕は、みずとわとしてー次産業に関わらせてもらっていますが、一次産業でお金稼ぐのって、すごく難しいことだと感じています。特に林業は、木を植えてから商品化されるまでをとても長いスパンで考えないといけないので、なるべくそういうところにお金流したいという気持ちがあって、寄付先団体を選びました。
TE
ありがとうございます。今後のテラエナジーに期待したいことがあれば、教えてください。
中田さん
寄付したい人やテラエナジーに興味を持っている人はたくさんいると思うんです。でも、テラエナジーとの接点が、日常の中でなかなか無いと思うので、日常的に繋がれる場があると良いなと思います。
あと、テラエナジーだからこそできることがあるだろうなと感じてます。例えば、お坊さんのキャラクターを活かすような取り組みがあったら、他の人にも紹介しやすいなって思いますね。
TE
個々のキャラクターを活かす活動、やっていきたいです!最後に、中田さんの人生のテーマを教えてください。
中田さん
楽しく生きていたいなっていうのは、ずっとあります。でも、楽しく生きるからといって、人や動物や植物に迷惑をかけていいとは思ってなくて。
それこそ、電気代が上がろうが上がるまいが僕はあんまり興味がないんです。「経済だけ優先して、他が大変なことになっても良い」という感覚で生きたくなくて。
お金や経済基準じゃないところを大切にしながら物事を選択したいと考えています。なので、食べ物なども「安かったらいい」というよりかは、安全なものや、作っている人を知っているとか、そういう感覚で選んでることが多いです。