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コラム

家庭の生活費・お店の固定費の足しに。 困ったときはお互いさまキャンペーンはじめます

思い切って、電気料金を値下げします。

新型コロナウイルスの影響が拡大しています。閉店・休業を余儀なくされるお店が増え、雇用も不安定となり、家計にも大きな影響がでるようになってきました。

そんな中、わたしたちは「電力事業は影響が少なくて良かった」とする心地の悪さやもどかしさを感じていました。そこで、家庭や店舗等の固定費削減に少しでも役に立てればと願い、現在の利用者様へも、これからご加入いただく方へも、思い切って期間限定で電気料金を限界まで値下げします。

価格競争に挑むことは会社の持続性を弱め、私たちの訴求ポイントではないと考えています。しかし、今回ばかりはシンプルに電気料金を下げることが社会貢献だと信じて、電気料金値下げキャンペーンを実施を決断しました。

2018年のスタートアップ以来「温かなつながり」を追求しているTERA Energy(テラエナジー)が、このキャンペーンにどのような想いを込めているのか、電気料金値下げ内容の詳細はどんなものなのか、お伝えします。
記念すべき第1回は、代表取締役の竹本了悟さんに聞いてみます!

詳細はこちら:「新型コロナウィルス対策 困ったときはお互いさま 料金値下げキャンペーン」

※現在の提供エリアは関西・中国・九州・東京電力管内となります。 四国電力管内へは7月から電力供給を開始します。

電力会社の役目として。固定費を下げ、生活の足しにしてもらう

 

ーー通常の料金設定でも、大手他社さんよりも低い電気料金を、今回さらに値下げをすることは、ベンチャー企業にとって大きな決断のように思いますが⋯⋯。

竹本:そうですね。経営的にはそれなりに辛いです(笑)
それでも、今回の「困ったときはお互いさま キャンペーン」では、電気料金の値下げに踏み切りました。実は、新型コロナウイルスの影響がではじめた当初は、ぼくたちのような、インフラ/電気事業を扱う分野が新型コロナウイルスに対して何か出来ることがあるとは思ってなかったんです。

代表取締役 竹本了悟

ーーどうしてこのキャンペーンを打ち出されたんですか?

竹本:取締役の霍野に、とても深刻な顔で「新型コロナ⋯⋯なんか、できないんですかね。値下げとかできないですか!?」と言われたことがきっかけでした。

日頃お世話になってる先輩とか、よく行くご飯屋さんが困った状況になって嘆いているのに、何にもできなくて、くやしい!って。
そこで、電力会社としてできることを考え、今は、すぐに少しでも役に立てることをすべきだと強く思ったんです。それが「値下げ」でした。

安直ですが、固定費が下がるのは大きなことだと思っています。
特に今、大変な状況にある、飲食店やホテルの電気代は馬鹿になりません。

 

Photo by Anthony Indraus on Unsplash

 

いまを越えていくのは、一人の力だけではない

 

ーーどうして料金を下げることができるのか教えてください。

竹本:今回、思い切って電気料金を値下げできたのは、パートナー企業のみんな電力が全面的にバックアップしてくれたからです。

キャンペーンの方針が決まってから、すぐにみんな電力社長の大石さんへ想いを伝え、協力をお願いしました。そうしたところ、うれしいことに「新型コロナウイルスの影響で社会全体に笑顔が減ってしまった。とにかく笑顔を増やしたいね。全面的に協力しますよ」と力強いお返事をいただきました。

ーー具体的にどれくらい安くなるんですか?

竹本:ここ数カ月の実際の料金を見てみますと、大手電力の標準価格より13%~50%も安くなっています。本キャンペーン中は更に手数料を値下げするので、16%~70%も安くなります。もちろん、契約内容や使用状況によって変わってくるので、詳細に知りたい方は見積をとってくださいね。

テラエナジーの電気料金は電力市場(日本卸電力取引所)の価格に連動しています。ですから、経済活動が落ち込む今の時期は市場価格も落ち込むので、それに連動して電気料金もとてもリーズナブルになります。実際、昨年の3月の平均単価は7.7円/kWhでしたが、今年の3月の平均単価は5.9円/kWhと23%も低くなっています。

ーー3月は23%も低く⋯⋯。電力市場って、そんなに変化するものなのですね。

竹本:テラエナジーだけでなく、市場連動価格という方法を採用している電力会社を利用していれば、一目瞭然で料金が下がっていることが分かると思います。ぼくたちが市場連動価格を採用しているのは、電気の実際の価値を利用者の皆さんに実感していただく狙いがあります。

今の時期、電力の需要が減っている分、電力の価値は下がっています。その恩恵をきちんとリーズナブルな料金として、一人ひとりに受け取っていただきたいんです。

とりあえずのセーフティーネットでもいい!自分を助けるための最善を尽してほしい

ーーそもそもの話になりますが、電力会社って選べるんですね。

竹本:そうなんです!今や電気は選べる時代です。
誰でも好きな電力会社を選ぶことでき、切り替えも簡単です。しかも、テラエナジーは解約手数料がかからないので、今の危機を乗り切るために、セーフティーネットとしてだけでも使っていただけます。

 

 

会社の理念に共感してほしいのはもちろんですが、とりあえず「節約になるから、使って!」と。それから1か月の支払い猶予も実施しています。キャンペーン詳細はこちら

落ち着いてから、他の会社の方がいい!ってなったら改めて切り替えてもらっても良いとも思っています。みなさんには電気を選ぶ自由がありますから。

私たち自身、今回の危機に際して無力感を感じていました。それを吹き飛ばすつもりで、「できることをしよう」という意気込みでやっています。キャンペーンが決まり、スタッフはいつも以上に頑張ってくれています。こうした時にこそ団結できるチームであることに、嬉しくも驚いています。

ーー勢いと心意気⋯⋯グッとくるものを感じました。

 

 

たまたまの縁があって、困っている人の顔が思い浮かぶ。だからこそ、やるしかない。

 

ーーキャンペーン名「困ったときはお互いさま」に込められた想いを教えてください。

竹本そもそも「幸せ」は一方的に与えたり、与えられたりの一方通行のものではなく、相互作用によるものだと思っています。
今回の新型コロナウイルス禍に関しては、ぼくたちはインフラ事業なので、いまのところ、直接の大きな影響を受けることはありません。だからといって、遠くから対岸の火事を眺める様に過ごすのは嫌なんです。

今、とても困っている人がいるなら、まだ大丈夫な自分たちにできることを精一杯やりたい。反対にうちが困っているときは、困ってますと正直に声をあげよう、とも思っています。
そういう、お互いさまの循環が生まれればいいですよね。困ったときに声をあげて、お互いに助けあったり、補ったりしていく社会。それが一方的なことでなく「お互いさま」になるバランスがとれた状態。

完璧な人や会社はないと思います。それぞれに「弱さ」があって、それをどうにかして補ったり、協力し合いながら生きていく。

ぼくのすごく好きな詩があります。

「わけ合えば」 相田みつを

うばい合えば足りぬ 分け合えばあまる
うばい合えばあらそい 分け合えばやすらぎ
うばい合えばにくしみ 分け合えば喜び
うばい合えば不満 分け合えば感謝
うばい合えば戦争 分け合えば平和
うばい合えば地獄 分け合えば極楽

うばい合うと 足らないけれど
分け合うと あまっちゃうんだなぁ

これを読んで、幸せってこういうことだなぁ、と感動しました。
それに仏教の本質をついてるとも思いました。
ぼくたちは、うばい合うよりも、分け合うことの方が幸せなんです。だから「お互いさま」。

このキャンペーン期間中、テラエナジーが困っている方の駆け込み寺になりたいと思っています。

 

Photo by Jerry Wang on Unsplash

 

駆け込み寺としてのテラエナジーの役割

 

ーー僧侶がスタートアップの会社らしいですね。まさに「駆け込み寺」。

竹本:ぼくたちが起業したのは、理想とするあり方を具体化したい、それは想いだけでなく、具体的に行動する!と覚悟したからです。今回の値下げと特別措置の支払い延長も同様です。具体的に行動しないと。

このキャンペーンは、キレイ事に見えるかもしれないけど、うそくさいっていわれても、それでもいいと思ってます。直接、誰かの手助けになるのであれば、それだけでやる意味は十分です。

もしも、このキャンペーンに賛同して次々と電力会社が電気料金の値下げに踏み切ることになれば、凄いことになると思いませんか。みんなが困っているいま、電力事業者が一丸となり強力にサポートしていく。そんな意気込みのある事業者たちがインフラを担っているって、すごく心強いじゃないですか。

ーーインフラ事業が支える社会って想像してませんでした。今後はどうなっていくんでしょうか

竹本:色々な影響が出てくるでしょうね。世界の価値観やルールが大きく変わっていくと思います。なかには「生きていくことが辛い」と思い詰めて、自ら命を絶つ方がいらっしゃるかもしれません。

ぼくは、認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターSottoという団体の代表をしていますが、この活動を通して、多くの方にであい、色々な経験をしてきたので、実際に困る方の顔がリアルに想像できます。だから、やるんです。やるしかないんです。

ーー目の前にいる大切な人たちの力になりたい、そんな想いから始まった本キャンペーン。
「困ったときはお互いさま」。必要な情報が困っている方たちに届き、それぞれが今、できる最善の策につながればすごく素敵なことだと感じました。
テラエナジー以外にも、新型コロナウイルス対策がうちだされています。お困りの方の顔が少しでも浮かんだら、一人でも多く方に情報をお伝えくださると「温かなつながり」がひろがっていくのではないでしょうか。

 

(テラエナジー代表取締役 竹本了悟)

「新型コロナウィルス対策 困ったときはお互いさま 料金値下げキャンペーン」の詳細が知りたい方はこちらをクリック

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※現在の提供エリアは関西・中国・九州電力管内となります

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※再生可能エネルギー発電促進賦課金を含んでいます
※2020年4月自社調べ

 

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