コラム
契約寺院紹介「島とお寺と時々豆腐」(江田島市/光源寺)
「大豆は畑の肉なんやで」「お豆腐食べなさい」
と小さい頃、お母さんによく言われました。
「いや、畑の肉なんか知らんけど、それやったら普通の肉食べたいわ」
そんなことを思っていました。
中学や高校の部活が終わって家に帰ると、晩御飯のおかずが湯豆腐や鍋だったとき、めちゃくちゃテンションが下がっていたことを思い出します。
「なんで鍋やねん」「肉食べたいやん」
それが、今となっては鍋大好きです。
いつからなんでしょうね?
好みって変わりますよね。
今となっては、湯豆腐大好物です。
この季節に最高じゃないですか。
とろろ昆布とネギをのせて、ポン酢をかけて食べる。
豆腐、最高。
実は先日、仕事で広島県江田島に行って参りました。
江田島には、なんと、、、、、、
「豆ヶ島」という地元で大変有名なお豆腐屋さんがあります!
中に入ると、いきなり「豆乳飲み放題」が目に飛び込み、思わず注文しました笑
2ℓくらい飲んでやろうかと思いましたが、3杯が限界でした…
そして、店内で食事もできるということでしたので、こちらを注文。
かけうどんと豆腐とおむすびのセット
素朴な味です。これがいいんです。落ち着くんです。
大変美味しく召し上がりました。特に豆腐が美味しい。
一言でいうと、豆腐の味が濃い。
北大路欣也さんの顔くらい濃い。(いい意味で)
美味しい空気と豊かな自然があるからこそ、こんなに美味しいお豆腐ができるんですね。
お豆腐万歳。
さて、この度、広島県江田島市にある浄土真宗本願寺派の光源寺様が「おてらのでんき」に切り替えてくださいます。
光源寺様では、、どなたでも気軽に足を運べるようにと落語会や土曜学校、また映画会も催され地域に開かれた寺院として皆様から親しまれています。
また、「えたじま手づくり市」の会場としても提供され、遠方各地から様々な方が来られます。
手づくり市は、現在までに15回開催され、大変賑わうイベントであると海谷御住職から教えて頂きました。
(えたじま手づくり市の様子→https://blog.goo.ne.jp/teraichi_001)
御住職は門徒さんや地域の方々と様々な角度から接点を作り、コミュニケーションをとる中で関係性を深めていく。
そして、イベントを通して地域の方々同士のコミュニケーションも生まれる。
お寺を中心とした地域コミュニティーの作り方を学ばせて頂きました。
こうやって、豆ヶ島で食べた豆腐の味のような、濃い濃い関係が出来上がっていくんですね。