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中将姫の想いを紡ぐ

當麻寺菩薩講

Activity活動内容

「當麻寺練供養会式」は千年以上の歴史があると云われます。その運営を担う「菩薩講」も、少なくとも300年繋がってきました。菩薩講員は、会式当日に菩薩役を務めるだけでなく、菩薩装束の着付けや所作の練習、会式の準備や後片付けに至るまで幅広い役割を果たし、伝統を支えています。

しかし、現代の家族構成や就労形態の変化により、平日に開催される会式への参加が難しくなり、地域行事の継承が危機に瀕しています。また、物質的な豊かさが進む一方で、精神的なつながりや地域社会の絆が希薄化し、伝統行事の継承が困難となっている現状があります。

このような状況において、菩薩講の役割は単に伝統を守ることにとどまらず、次世代への信仰の継承を担う重要な使命を果たすことです。地域社会の協力を得ながら、伝統の価値を再認識し、継承のための取り組みを進めることが求められています。

団体からのメッセージ

私たち「菩薩講」は、これまで當麻の地で紡がれてきた中将姫の想いを、次の世代へと繋いでいきたいと考えています。テラエナジーを通じて、より多くの方々からのご支援と志を賜り、私たちの活動が持続可能なものとなるよう、お力添えをお願い申し上げます。

団体情報

設立
来迎会に使用する面装束と引き替える「札」や菩薩の「輪光」の刻銘から元禄六年(1693)には既に存在していました。
活動領域
まちづくり、みんなのいのち、子ども・若者の未来、豊かな文化、世界の絆
活動中心地域
奈良県葛城市

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