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“遊んで学べる”子ども向け防災ワークショップ「地獄レスキュー!ぼうさい修行ラリー」を9/7に開催|〜京都市消防局・地元自治会と共同で、地域全体の防災意識向上を目指す〜
2025年9月7日(日) に京都市中京区の壬生寺にて、京都市消防局や地元自治会と連携した子ども向け防災イベント「地獄レスキュー!ぼうさい修行ラリー」を開催します。対象は未就学児〜小学校低・中学年の子どもとその保護者で、参加費は無料です。本イベントでは、消火器体験や防災リュック作成など子どもが参加しやすい体験型の防災プログラムを実施。京都市消防局との連携による専門的な防災知識を遊びながら学ぶことで「いざというときに自分を守る」自助の力を、そしてお寺という地域の拠点を通して住民同士の顔の見える関係性を築くことで「何かあった時に助け合う」共助の仕組みを育みます。
東日本大震災や熊本地震といった地震や、九州地方での大雨による水害等、近年では大きな災害が頻発しており、防災の必要性が高まっています。家族や地域全体で「日常的に気軽に」防災について考える機会を創出することで、地域全体の防災力向上を目指します。
◆概要・プログラム
・地獄レスキュー!ぼうさい修行ラリー ~スタンプを集めて衆生を救え!~
・日時:2025年9月7日(日)11:00〜15:00
・会場:壬生寺(京都市中京区壬生梛ノ宮町31)
・対象者:未就学児〜小学校低・中学年とその保護者
・参加方法:参加無料、出入り自由、予約不要
・プログラム:お寺を舞台にした6つの修行(火・水・風・地・恵・心)をめぐりながら、防災を体験できる内容のスタンプラリー型ワークショップです。全ての修行を達成すると、特典を進呈します。
・イベントSNS:https://www.instagram.com/bosai_shugyo/


◆本イベントの防災専門アドバイザー紹介

辻直美(つじ なおみ) 国際災害レスキューナース
国境なき医師団の活動で上海に赴任し、医療支援を実施。帰国後、看護師として活動中に阪神・淡路大震災を経験。その後、赴任先の聖路加国際病院で地下鉄サリン事件の対応に従事し、災害医療に目覚める。現在はフリーランスの看護師として、要請があれば被災地で活動を行っているほか、企業の防災コンサルタントも担当。2021年4月より、国際災害レスキューナースとして中学校保健体育教科書に掲載中(2021年度~2026年度/学研)。看護師歴33年、災害レスキューナース歴29年。被災地派遣は国内外30ヶ所以上。
◆お寺×消防の防災モデルの展望
テラエナジーは、京都市消防局とともに、本イベントのようなお寺と消防が連携した防火・防災イベントを全国へ展開することを目指しています。お寺が地域社会に果たす役割を模索してパッケージ化し、全国のお寺で実施できる仕組みを構築します。さらに、この取り組みをWEB上で公開し、全国の地域コミュニティに広げることで、お寺を拠点とした防災意識の向上と、安心・安全な地域づくりを推進していきます。
◆テラエナジーの防災事業への取り組み
テラエナジーは、再生可能エネルギーの供給を通して「温かなつながりをつむぐ」ことを目指しています。そのため、災害時という不安な時にこそ、人と人とのつながりが途切れて孤立してしまうことがないように、災害時にも電気を安全に使える社会を実現するための防災事業に積極的に取り組んでいます。また、同社は僧侶が創業し、環境省の「脱炭素先行地域」に京都市が採択されたことを受け、2023年から同市と連携して重要文化財の脱炭素化を推進しており、京都市の寺社仏閣とも幅広いネットワークを有しています。2024年11月5日 (火) には、壬生寺(京都市中京区)において災害対策における寺社仏閣の役割について考える研修会を行いました。これからも電力会社として果たすべき役割を広く捉え、防災事業への取り組みを続けていきます。