2023(令和5)年3月9日(木)付の京都新聞に、京都市と弊社が連携協定を締結した様子が掲載されました。
脱炭素化加速へ連携
京都市と僧侶の新電力が協定
京都市と、僧侶たちが立ち上げた新電力会社「TERA Energy(テラエナジー)」(右京区)は8日、脱炭素化の加速を目指し、連携協定を結んだ。寺社などでの再生可能エネルギーの普及に向けて協力する。
市は昨年11月、環境省の脱炭素先行地域に選定され、文化遺産や商店街、住居を対象に2030年度までに二酸化炭素(CO2) 排出量を実質ゼロにすることを目指している。市内で再エネ由来の電力を安定供給するため、連携する電気事業者を募集していた。
手を挙げたテラエナジーは市内の僧侶ら4人が18年に起業し、全国で電力小売り事業を展開している。協定に基づき、今後5年間で市内約100カ所の寺社に太陽光パネルの設置を促し、電力プランや余剰電力の活用を提案するという。
市役所での締結式に出席した門川大作市長は「30年までのCO2排出ゼロは挑戦的な取り組みだが、民間などの英知を集めて取り組む」と話した。浄土真宗本願寺派僧侶でもあるテラエナジーの竹本了悟社長は「市内の再エネ率を高めることに貢献したい」と語った。(本好治央)
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